愛媛大学映画研究会
MOVIE

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●2005/2004年度作品  

「passion」(2005年度) 15分
監督・脚本・編集:村瀬友則
<STORY>
名目だけで活動をしていない映画サークルが舞台。コンクールに向けてゼロから映画を作ろうと一念発起するが、様々な障害が立ちはだかる。何とか出演者を集め、撮影を始めるが、部員が暴力事件を起こし、活動自粛に追い込まれる。「コンクールには応募できなくなったが、作品は完成させる」彼らはそう決意し、作品完成を目指した。
<POINT>
TSSショート・ムービー・フェスティバルに向けて制作した作品。15分という制約の中にできる限りを詰め込んだ。もともと25分くらいを想定していた脚本なだけに、急ぎ過ぎている感はあるが、裏を返せばテンポの良い物語と言える。音楽はストリートミュージシャンに依頼し、オリジナル楽曲を提供していただいた。脱力した大学生が少しずつ情熱を燃やす姿は物語と現実でシンクロした。


「夢からのメッセージ」(2005年度) 3分51秒
脚本・監督:荻山玲央
撮影・編集:村瀬友則
原案:道後龍太
<STORY>
友達との別れを夢で見た女の子は、不安になり家を飛び出した。急いで友達の元を訪ねたが何事もない。彼女はいつもと変わらず微笑んでいた。夢で見た内容はただの空想だったのか?
<POINT>
10日くらいで考えて撮影。カメラアングルとカット割に気を使い、短くまとまった作品。


「WORLD CONCEPT」(2004年度) 13分42秒
監督・脚本・編集:村瀬友則
<STORY>
ぼんやりとした不安に取りつかれた大学生。何をしても気は晴れない。深夜、何かを求めて人通りの少ない街を酔いに任せて彷徨する。彼はラッパーや浮浪者と出会い、何かが変わっていくのを感じた。
<POINT>
ニーチェの思想を取り入れたつもりの作品だが、あまり効果的に表現することができなかった。ただ、10代の終わりにぼんやりとした不安を抱いて何らかの思想にかぶれる姿を表現したかった。これを見てそういった感慨を想起してもらえれば良いと思う。また、映像の美しさに凝った作品で、冒頭のだんだん暗くなる夕焼けが綺麗。


「トイレットペーパー」(2004年度) 約4分
監督・脚本・出演・編集:谷村一希
<STORY>
トイレットペーパーにとりつかれたオトコの話。
<POINT>
自分ひとりで監督して、一人で出演、撮影、編集までやりました。

「Pajero project」(2004年度)
監督・脚本・編集:佐藤雅基


「変身シンドローム」(2004年度) 
脚本・監督・編集:梶山晃
<STORY>
悪の組織に改造された主人公、十文字は大幹部ノワールを倒す。そしてそこから訪れる改造人間であることを隠した日常。出るのは愚痴とため息ばかりのダメ人間となってしまうが、それでも普通の人間として生きてゆくことを心に決める。
<POINT>
「昭和テイスト」な特撮と、平成らしい男女の表現をミックスした異色の作品。はーとウォーミングな表現にほのぼのしていただきたい。そして、本作品は梶山以外全員部外者という作品となり、位置づけは「映画研究会協力作品」となっている。また、スタッフの所属するインディーズバンドの楽曲を提供してもらい、「第一回 TSSショートムービーフェスティバル」正式出品作品。





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